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モートン病

モートン病は南流山駅・流山市・南流山・新松戸の中井スポーツ整骨院へ

モートン病とは

足のアーチ(形)が崩れ、骨の間を通っている神経を圧迫し、足の指にしびれの症状を起こす疾患です。

足の前の方に常時力がかかることが原因で発症し、ハイヒールを履く女性に多いと言われています。

足の裏、第3趾と第4趾の間が痛むのが標準的です。

足の趾は人差し指とか中指、薬指と言う呼び方はしません。第2趾・第3趾・第4趾と呼びます。趾とは足の指のことです。第1趾は「母趾」、第5趾は「小趾」と呼ぶこともありますが、番号でもOKです。

足の指の名称

この第3趾と第4趾、または第2趾と第3趾が向かい合った側に痺れや焼け付くような感じ、強い痛みなど、いろいろな神経症状が出るのがモートン病の症状です。

モートン病で痛む箇所

この痛みは強い痛みであることも少なくはなく、場合によってはふくらはぎあたりにまで痛みが響くこともあります。

一方、痛みと言うよりは異物感があって気持ち悪いと言う症状が出ることもあるなど、その症状は多彩です。

痛み自体は継続して起こるものではなく、断続的あるいは何かの動作の際に痛むと言うことが多く、特に歩行などで足の裏に力がかかると痛みやすい疾患です。

モートン病にかかった場合は、ご自身の歩き方、体重の乗せ方などをもう一度再確認して、曲がっていないか、変な歩き方をしていないかなど根本治療に取り組んだ方が長期的にはいい結果が得られます。

人間は二足歩行をするため、二つの足の裏から得ている感覚情報でバランスを取ると言う高度な神経活動をしています。

 

それだけに足の裏にかかる負荷と言うのも馬鹿にできません。

モートン病は足の変形から発生する!原因とそのメカニズム

モートン病の原因は神経が圧迫されることでしびれや痛みが起こると言う物です。ですので神経が圧迫されるような足の変形が起こらないようにすることが一番の予防になります。

足の変形と言うとどなたもが「外反母趾」を連想されるでしょう。外反母趾にも痛みが伴う場合がありますが、モートン病は神経を直接圧迫するため、外反母趾に比べて痛みの症状が強く表れます。

また、足の指に関する痛みと言うと尿酸値が高いと発症する痛風が有名ですが、痛風は「風が吹いても痛い」と言う状態で、発作が起こっている間はずっと鋭い痛みが続きますから、モートン病とはまったく症状が異なります。

また、痛風が第1趾の付け根の関節に起こることが多いのに対して、モートン病は関節ではなく骨と骨の間が痛みますし、趾も第3趾と第4趾の間が多く、第1趾付近には起こりません。

モートン病もハイヒールが原因になりやすい

ハイヒールを履くと、体重がつま先の方にかかりますね。さらに、かかとを上げているために、足の趾はつま先立ちのような状態で固定されることになります。これがモートン病を引き起こします。

モートン病は女性に多い症状ですが、しゃがんで仕事をする時間の長い男性にも多く見られます。しゃがんで仕事をする場合、かかとを地面に付けていたのでは、次の動作に移るのに不便です。

 

このため、どうしてもつま先立ちの状態でしゃがんだり立ち上がったりを繰り返しますので、足の趾の付け根にかかる負荷が大きくなるのです。

ですから、モートン病を予防するには「つま先にかかる荷重が大きくなりすぎない」と言うことと、外反母趾の際にも注意する、「足が靴の中で前に滑らない靴を選ぶ」ことが重要になります。

モートン病になってしまったら、ハイヒールの禁止が一番に言い渡されますので、おしゃれを大事にしたい人は、普段から足に合った靴をしっかり選んで下さい。高すぎるヒールもつま先への負荷が大きくなるので良くありません。

モートン病は足の趾の間にある神経が圧迫されて腫れる

足の趾に関節で接続している長い骨を中足骨と言い、足の趾に対応して第1から第5まで5本存在しています。つま先で立った時、先端の関節だけが接地し、あとの部分は地面から離れる骨で、足首から一番遠い骨です。

 

足の趾先に通じる神経はこの中足骨を繋いでいる靭帯と、靭帯の下で中足骨を支えている腱鞘で構成される隙間を通っています。この隙間がつぶれ、神経を圧迫して発生するのがモートン病です。

圧迫された神経は仮性神経腫と言う腫れを作ります。この神経腫は足の裏にできることが多いのですが、骨格の状況によっては足の甲から触れることができることもあるようです。

神経を直接圧迫されるのですから、強い痛みが現れるのも無理からぬことです。

 

靴を履いた生活は足の趾の自由度を奪いますから、妙な形で固定されるような靴は極力避けるようにしましょう。

モートン病の痛みは足のアーチ構造が崩れることで起こる

偏平足でよく問題にされることから、足の前後方向のアーチについては皆さんよくご存知だと思います。つま先とかかとが接地して土踏まずが浮くことで衝撃を吸収している足の構造です。

実は左右方向にも足にはアーチ構造があるのです。つまり、第1趾と第5趾の付け根が接地して、真ん中の3本の付け根は少し浮いていると言う物です。

もちろん、趾先は5本とも接地します。もしこれが接地していない場合「浮き趾(うきゆび)」と言う別の問題が発生しています。このことについては別の記事に譲りましょう。

ハイヒールやつま先立ちは趾の付け根に過大な負荷がかかる

普通に立っている時は、足趾先・足趾の付け根・かかとの3か所に、概ね均等に荷重がかかっています。

しかし、つま先立ちになったりハイヒールを履いたりすると、足趾の付け根に荷重が集中し、それを足趾先でコントロールするような形になります。

正しい立ち方とつま先立ちやハイヒールを履いた状態の足の荷重のかかり方

もちろん、靴の構造がしっかりしていて、足を側面からがっちりホールドして、かかとにも荷重を分散させてくれるなら少しはましになるでしょう。

しかし、女性用のハイヒールで荷重分散を計算できるような構造強度を持った物は、デザイン的に無理があるんじゃないかと思います。

この足趾の付け根と言うのがモートン病の発症部位である中足骨頭になるのです。

過大な負荷は足の横アーチを崩す

歩く場合、体重が前に移動して、後へ足を蹴り出しています。この時、体重はかかとから第1趾と第5趾に移動して後ろに蹴るわけです。その際、真ん中の3本の中足骨は、靭帯の働きでたわむことで衝撃を吸収します。

この横アーチ構造は、歩く時の衝撃を吸収できるわけですから、つま先に体重が乗れば、当然たわみっぱなしになってしまいます。

つまり、歩くときの体重がむしろ真ん中の3本の付け根にかかりやすくなると言うことですね。そうすると、もともと蹴り出したりするためには不向きなこの部分に故障が生じます。

モートン病は神経腫のできる病気

神経と言うのは身体のどの部分においても複雑に絡まり合って知覚や運動を制御しています。この足の裏でも同じで、ふくらはぎの後ろからやってきた神経がいくつかに枝分かれした後、足底の内側と外側に分かれます。

この二つの神経は、第3-4趾間神経で連絡されているため、その部分は他の神経より太く、またあまり動けないのです。そのため足の趾の付け根の関節が大きく曲げられるとき、強く引っ張られることもあります。

普通の時は、中足骨の下でクッションの役目を果たしている腱鞘と靭帯、それに足裏の皮下組織に囲まれた場所を通っているため、直接障害されることはありません。

しかし、ハイヒールを履いたような姿勢を取り続けると、神経自体もずっと引っ張られたままになります。さらに、足趾の付け根に大きな荷重がかかるため、腱鞘が押さえられた状態になったままになります。

 

すると、周辺の組織や足底の皮膚から加わる力が神経を圧迫します。これによって炎症が起こったり、神経腫ができたりするわけですね。

正常な足とモートン病の足の神経や靭帯の状態比較

これがモートン病の正体です。まだ、詳細な発病の流れが全部解明されたわけではありませんが、大まかな流れはこのようなものだと考えられています。

ハイヒールを履いた状態と言うのは、ピンポイントに近いぐらい小さな面積に全体重がかかりますからね。

 

こうした障害が発生するのはある意味宿命とも言えるかもしれません。

モートン病は画像診断で確定するが患部を叩くだけで見当が付く

モートン病の疑いがある場合、足の裏を叩くことで見当が付きます。さらに足跡を取ることで、足の裏の接地部分の異常を確認することもあります。

そして、X線検査や筋電図検査の他、MRIや超音波を使った画像診断で確定させると言う流れになります。

足の裏から第3趾と第4趾の骨頭の間を軽く叩いてみる

お医者さんが良く使われるのは、三角のゴムが把手の先に付いた道具です。今ではあまり見られない病気ですが、脚気の診断に膝蓋腱反射を見るため膝の下を叩くあれです。これで中足骨の足裏つま先側先端の第3趾と第4趾の間を叩いてみるのです。

この時、もともと痛みやしびれを感じていた部分に痛みが拡がった場合、モートン病の確率が高くなります。

 

その叩くと痛い部分に小さな腫れができていることもあります。人によっては、足の甲側にその部分が現れることも少ないながらあるようですね。

こうした兆候が確認できたら、画像診断で確定させます。お医者さんによっては、治療方針を決めるために、足跡を取って足の変形具合を測られる場合もあります。

似たような症状が現れる足裏の問題がある

足根管症候群
かかと部分以外の足の裏全体が痺れ、モートン病よりずっと広い範囲に影響が出ます。モートン病で圧迫される神経より上流の、くるぶしあたりで神経が圧迫されて発生する症状です。
中足骨痛
第2趾と第3趾、第4趾と第5趾の間で痛みやしびれが出る場合もあります。広義のモートン病に含められている場合も散見されます。
足底筋膜炎(足底腱膜炎)
足の底の筋膜に炎症が起こることによってかかとに痛みがはしったり、土踏まずがつったりする症状もあります。

いずれにせよ、素人判断できるものではありませんので、足の裏に痺れや痛みが出た時は整形外科を受診して下さい。早いうちに対応できれば手術対応と言う大げさなことにならないで済む可能性が高まります。

足の裏のトラブルと言うのは、生活にいろいろ支障が出る割に生命には関わらなさそうなイメージがあるため受診が遅れがちです。

 

治療の時間を短くするためにも出来るだけ早く受診しましょう。

モートン病の治療は痛み止め・足の形の矯正

早期・軽度であれば保存的治療で回復可能

まずは言葉の説明ですが、保存的治療と言うのは、手術のように身体に傷をつけて行う観血的治療の反対語です。つまり、身体を傷つけることなく行う投薬治療や食事療法、運動療法、理学療法などのことです。

モートン病は、中足骨が扇状に拡がってしまったとも言える状態です。ですので、広がった中足骨をもとの正しい位置に戻してやることで、横方向アーチを回復させ、痛みの原因になっている神経への圧迫を取り除くことができます。

この時にまず必要なのは「局所の安静」です。つまり、患部をこれ以上傷めないようにすることですね。しゃがんだ姿勢での作業やハイヒール着用の禁止から始めることになるでしょう。

さらに、足底板と言うパッドを使って、足の形を元に戻すようサポートする治療を行います。基本は横アーチを回復する形状のものが使われると思いますが、これは症状に応じてお医者さんが決めて下さいます。

南流山駅・流山市・南流山・新松戸の中井スポーツ整骨院では、個々の状態に合わせたリハビリ、改善メニューを提案していきます。

時間のかかる疾患ですが、一緒にモートン病を改善していきましょう。

 

足裏に装着するタイプのものやそれをサポートするバンデージやサポーターと言った形式と、普段使う靴の中敷きとして靴の側に入れて使うものとがあります。

これは足の前後のアーチが失われる偏平足の治療でも、装着する部位が異なるだけで同じような手法が用いられます。足底板は個人個人の足に合わせて作られる医療器具なので結構高価ですが、条件を満たせば保険対応で3割負担になります。

価格についてはお医者さんや装具メーカーに相談して、保険適用のものを選ばれるのがいいと思います。

こうした装具を利用しながら、適度な運動を行うことで回復を早めると言った運動療法もあります。これは歪んでしまった足の形を元に戻すのが目的の根本治療です。

時間はかかりますが、根本治療しないと再発を繰り返しますので、じっくり治療に取り組まれることをお勧めしたいですね。

当院へのアクセス情報

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院長中井 啓太